なぜ黙っておられるのですか (ハバクク書 1:5〜17)
あなたの目は悪を見るにはあまりに清い。
人の労苦に目を留めながら
捨てて置かれることはない。
それなのになぜ、欺く者に目を留めながら
黙っておられるのですか
神に逆らう者が、自分より正しい者を
呑み込んでいるのに。(ハバクク1:13)
預言者ハバククは、神の民の罪のため、神が、バビロニアという神を畏れることのない異邦の民を用いる、と知らされて嘆いています。なお、神に迫り、食らいつくようにして訴えるハバククです。「なぜ黙っておられるのですか」と。神の民は、こうしてハバククが民のために切に祈っていたことは、知らなかったでしょう。わたしも、わたしのために主イエスが執り成してくださっていたことを知りませんでした。