家族と結婚しちゃだめ理論
世の中には家族と結婚したらだめという理論がある。
良く聞くのが、親近婚で生まれてくる子は障害を持っているというものだ。
血が濃いという表現もある。
似たような遺伝子を持つ者同士の配合は、似たような遺伝子を持つ子供を産む。
その遺伝子があるウイルスに弱かったとしたら、一族全員そのウイルスに弱いということになる。
これは人間だけじゃないらしい。
人間の文明の発展の過程で、他の生物の生息する領土の面積を狭めてしまった場合、近しい遺伝子同士が出会ってエッチする。
すると近しい遺伝子の子供が出来て、その子供も近しい遺伝子のやつとエッチする。
これを繰り返す確率を上げてしまい、遺伝子の多様性を減らしてしまう。
するとウイルスに弱いなどの欠陥が見つかったときに絶滅してしまうかもしれない。
これを絶滅の渦というと高校の時生物の授業で習った。
でも人類の歴史で考えてみる。
猿に近い共通の子孫から繁栄、進化していったという考え方がある。
それは大体アフリカあたりが起源らしい。
すると最初は皆、親近婚だったと言えるのではないだろうか?
いつの間にかタブーとなって今に至る。と考えることができなくはない。
もしこれが正しいとしたら、いつから親近婚がダメになったのか興味深い。
今では法律でダメってなってるけど、法律もない時代は
人の間で流布しているしきたりとか宗教とか道徳的なもので
禁止していたかもしれない。
いったいどこのどいつがそんなことを言い始めたのかとか妄想している。