晴れていく朝 - 華やぐ時間

夜を無理矢理早く眠って 朝焼けの空を見つめる

空が薄く青く広がって 鳥の鳴き声が聞こえて 朝が大きく深呼吸していく

こういう静かなときにFMからバロック音楽が聴こえてくると チェンバロのかそけき音色に心が清く新生していく

炎暑で猛暑で過酷な暑さの日中だけれど 明けていく朝があり 身を包んでくれる夜の闇があり で呼吸ができる

一日の時間割りのなかに ちいさい楽しみをポンポンと置いておく

数日先の大きな煩いごとは今日は考えないで明日から考えることにする

フリーな今日は 雑誌で見た恵比寿のカレー屋さんを探して 美しく美味しそうなカレーを食べに行く

カレーが好きというわけではないけれど あのカレーはしばらく前から気になっているので 行ってくる

炎天下 東京に似合うお洋服を着て 日傘を差してルンルン行ってくる

ランチのあとは 二子玉川高島屋で 人へ贈るお菓子を探します

涼しい珈琲屋さんで本を読んで長居をしたら 夕方は友人たちと夕食会

熱風の暑さに負けない楽しみごとが膨らんでいく

八月の遊び時間の始まり〜